フォースゲージ(プッシュプルスケール/プッシュプルゲージ)について
フォースゲージ(プッシュプルスケール/プッシュプルゲージ)は、名前のとおり力の測定器です。ものを引っ張る力、押す力を測るというこ
とが一般的なご使用方法ですが、
特殊な治具を使用する事で、ものをはがす力や粘りなども測定可能となります。
フォースゲージ(プッシュプルスケール/プッシュプルゲージ)は、大きく分類してデジタルとメカニカル製があり、細かくは性能や機能でさらに分類されます。
これら機種は、それぞれが特徴を持っているため、測定目的に応じて正しい機種の選択が必要となります。
| デジタルフォースゲージとメカニカルフォースゲージの比較 | ||
| タイプ | デジタル式 | メカニカル式 |
| 長所 | ・デジタル表示なので、個人の読み取り誤差などが生じない。 ・コンピュータなどと接続し、データー管理が容易。 ・様々な機能が利用可能。 ・衝撃測定、破壊測定に向きである。 |
・電源がなくとも使用できる。 ・頑丈である。 ・荷重の推移が読み取りが可能。 |
| 短所 | ・測定荷重の推移が読み取りにくい。 ・バッテリーを充電する時間が必要。 |
・衝撃測定、破壊・破断測定には向かない。 ・読み取りにおいて個人差が生じる。 |
| 使用上 の注意 |
・急激な温度変化、高温多湿、水、ホコリ、強い衝撃は避けてください。 ・ACアダプタ等は、必ず付属のものをお使いください。 ・計測軸に定格荷重以上の負荷をかけないでください。 ・改造、分解はしないでください。 ・シンナー等の有機溶剤は使用しないでください。 |
・急激な温度変化、高温多湿、水、ホコリ、強い衝撃は避けてください。 ・計測軸に不必要な負荷をかけないでください。 ・改造、分解はしないでください。 ・衝撃測定・破壊測定に使用しないでください。 |
| デジタルフォースゲージの特徴と機種による相違点 | ||
| 型式 | 標準型ZP(Z2)シリーズ | 普及型DS2シリーズ |
| 特徴 | ・外部出力付 ・ピークホールド機能 ・多機能(メモリ機能、コンパレータ機能、その他)。 ・読み取りスピードが高速なため、衝撃測定・破壊測定に向く。 ・普及型(DS2)と比較し、より使い易さを追求。 |
・低価格である ・外部出力付。 ・ピークホールド機能。 |
適性許容荷重値フォースゲージの選定
フォースゲージをお選びいただく際に、測定目的に応じて以下の方法にて適性レンジのフォースゲージをお選びください。
衝撃、破壊測定:急激に変化する荷重(力)を測定する場合、予想される測定値の200%が許容荷重となるフォースゲージをお選びください。
例) 予想計測値:10N デジタルフォースゲージ:ZPシリーズ
この場合は、20Nの2倍となる20Nを許容荷重とするZP−20Nが適正となります。
伸び測定:荷重(力)の推移が穏やかな場合は、測定値の150%が許容荷重となるフォースゲージをお選びください。
例) 予想計測値:30N デジタルフォースゲージ:ZPシリーズ
この場合は、30Nの1.5倍となる45Nに一番近い数値で、計算値より大きな許容荷重値を持つZP−50Nが推奨されます。
※ デジタルフォースゲージのロードセル(センサー)は特に、定格以上の大きな力をかける事で破損してしまいます(オーバーロード)。
これを防ぐためにも若干ゆとりのある荷重値の機種をお選びください。
※ フォースゲージをお選びいただく際に、アタチメントや治具を装着しご使用いただく際(特に低荷重)は、アタチメントの重量にお気をつけください。
弊社では、定格荷重の10%以内でアタチメントをお選びいただくことをお勧めしています。
計測スタンドは、フォースゲージを取付使用していただく為のスタンドです。
計測スタンドを使用する主な目的は、スピードと方向の均一化です。また、スピードと方向を均一化する事により、正確な測定が可能となります。
作業者の扱い方(測定方法)による違いを防ぐことが出来、また作業の単純化がはかれます。
同時に、微少な移動が必要となる測定でもハンドル操作やスイッチ操作で微少な移動が可能となります。
また、大きな力の測定時も作業の省力化が出来ます。
※ より正確な測定のためにフォースゲージの取付やアタチメントの取付に傾きがないよう取り付けてください。
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株式会社イマダでは、特注品としてお客様のサンプル形状、用途に合わせ一品一葉の治具及び荷重測定器の開発も行っております。
特に、荷重測定においては、サンプルの形状により様々な治具の形状があるため、カタログ以外の治具に関しては、特注品扱いでの製作となります。
細かい仕様、価格に関しましては弊社までお問い合わせください。
特注品での製作例
| 名称 | 詳細 |
| 剥離測定用テーブル | 剥離測定専用に設計されたテーブルです。ドラム式のタイプもあります。 |
| IC用引張フック | CPUの足など非常に細かい部分、場所での引張測定用用フックです。 |
| ボタン用引張治具 | 衣服からボタンを引き剥がすときの力を測ります。 |
| 食材用粘り測定治具 | 食材の粘り具合をはかります。 |
| 食材用硬度測定治具 | 食材の堅さをはかります。 |
| ボタン強度試験機 | ボタンやオーディオジャック等の耐久試験をします。 |