レジ袋やごみ袋などポリエチレン製袋のヒートシール強度を確認するための引張強度試験例です。こちらのビデオでは、JIS Z 1711(1994)の一部に準拠した測定を紹介しています。JIS Z 1711(1994)の要求規格には、細かな条件は色々とありますが、主となる部分として「試験速度は毎分500mm±10%とし,ヒートシール部が破断するまで試験し,最大荷重を有効数字3けたまで求める。」というのがあります。最大荷重=その袋のヒートシール強さとなります。最大荷重を取得する際に重要なことは、測定器のデータ取得の速さ(サンプリング速度)です。最大荷重になる瞬間というのは一瞬ですので、データ取得の速さが遅いと、その瞬間を取り逃してしまう恐れがあります。イマダの測定器は、1秒に2000データ取得できる高速サンプリング性能を持っているので、最大荷重を逃さず正確に求めることができます。試験速度500mmにももちろん対応可能です。詳細はビデオをご覧ください。JIS Z 1711(1994)内のこのような試験は、研究開発や品質管理で利用されています。
関連規格
- JIS Z1711 (1994) 「ポリエチレンフィルム製袋」一部準拠
- 動画は、特定のサンプルにおける測定イメージです。形状や材質によっては測定できない場合がございます。
- 製品構成例は一例です。実際の測定サンプル・測定方法・荷重値で推奨製品、関連オプション、レンジは異なります。
- 動画内で使用している製品が、製品構成例でご紹介している製品と異なる場合がございます。
- 製品の組み合わせによっては、取り付けることができないものもあります。個別の製品ページで詳細をご確認ください。
製品構成例 |
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標準タイプデジタルフォースゲージ ZTSシリーズ |
標準タイプ電動計測スタンド MX2シリーズ |
フィルムチャック FC-21/20/40/21U/41U/21UQ |
スタンドオプションケーブル (MX2/EMX-ZT接続用) CB-528 |
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