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荷重測定とは?

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荷重測定とは?

荷重測定とは?

荷重測定とは、接触によって発生する力(チカラ=荷重) を、フォースゲージなどの測定器等を用いて表すことです。日本国内では、力の単位として「N(ニュートン)」を使うように計量法で決められています(単位などの詳細についてはこちら>)。力のかかる方向などにより、多様な種類の荷重が存在するため、それぞれに対応した測定方法で行われます。

「力(チカラ)とは」 の部分でも記載があるように、日常生活にはいろいろなシーンで力が発生しているため、皆さんが日々の暮らしの中で接するもの・製品の使いやすさや安全性、おいしさなどをみる指標の一つとして、荷重値が測られています。例えば、菓子パンの袋などに使われる包装素材を破るときの荷重値が、高すぎれば破るのにとても力を入れる必要があるため、食べるのに不便になってしまいますが、逆に低すぎれば、簡単に破れてしまうということなので輸送中などに破損する危険性が高まります。また、菓子パン自体も、押したときの荷重値などを測り、「ふんわり」だったり「もっちり」だったりというような食感を数値で見ることができます。荷重測定の事例集(動画)を見る>

こうした荷重測定を行うための代表的な測定器として、「フォースゲージ」が挙げられます。フォースゲージは、発生する荷重を適切な単位において数値化し、表すことのできる道具です。測定したい荷重に即したアタッチメントやスタンドと一緒に使用することで、材料の破壊や変形による機械的強度、硬さや柔らかさの感覚、スイッチやブレーキなどの操作力・機能性といった様々な荷重をデータとして取得できます。こうした測定器を用いながら、荷重測定は品質管理や研究開発、トレーニングなどの場面を中心に広く行われています。

フォースゲージなど荷重測定器の製品一覧はこちら>

フォースゲージとは?

フォースゲージとは?

フォースゲージとは、対象サンプルに作用する荷重(力)を測定する測定器です。「プッシュプルゲージ」や「プッシュプルスケール」の名前でも呼ばれています。

フォースゲージで測定可能な荷重には、引張荷重圧縮荷重曲げ荷重せん断荷重などがあり、この応用によって剥離力粘着力摩擦力も測定することができます。

フォースゲージは、ものづくりを中心に幅広い場面で使用されており、材料の機械的性質(強度や硬さ、靭性、耐久性など)の評価、部品・製品の安全性や操作性の検証、業界規格への適合など、品質管理や研究開発を支える重要な測定器の一つに挙げられます。

普段あまり目にする機会のないフォースゲージですが、私たちの日常を支える様々なもの、例えば自動車や家電、食品及び各種包装、医療機器、文具、家具など多くのモノづくりの現場で活躍しています。各産業における使用例を見る>

●フォースゲージの全ラインアップはこちら:全フォースゲージ一覧>

ロードセルとは?

ロードセルとは?

ロードセルとは、荷重(力)やトルクを検知し、その大きさを電気信号に変換するセンサーです。「荷重変換器」や「荷重センサー」の名前でも呼ばれています。

ロードセルは、フォースゲージと異なりビーム型・コイン型・S字型など様々な形状があるため、狭いスペースでの測定や特定の設備に組み込みなどの利用が可能です。また、車両のハンドブレーキやフットブレーキなど特殊なサンプルに適した形状の専用タイプもあります。さらに、特定タイプのロードセルは、高温低温、多塵、水がかかるような厳しい環境でも対応できます。

ロードセルは専用アンプ(表示器)と接続することで、測定結果を数値化し表示することができます。また、測定データ及び合否判定値の信号を簡単に出力することが可能で、測定データの管理や測定結果と設備の連動を簡易に行えます。

普段あまり目にする機会のないロードセルですが、様々な生産設備はもとより、私たちの日常を支えるもの、例えば自動車の組立部品や完成車体の強度検査および操作性の評価など、幅広いものづくりの現場で活躍しています。

●ロードセルの全ラインアップはこちら:全ロードセル一覧>

計測スタンドとは?

計測スタンドとは?

計測スタンドとは、フォースゲージを上下(左右)移動させるための荷重測定補助製品です。

フォースゲージやアタッチメントと組み合わせることで、卓上簡易荷重試験機として、より精密な測定を実現します。フォースゲージを手で持って測定する場合と異なり、計測スタンドが押す、引っ張るといった動作を行うことで、試験速度や方向を均一化することができ、再現性の高い測定が可能になります。

また、計測スタンドを使用することで、人の手での測定が難しい大きな荷重の測定や微小な移動量での測定も卓上で簡単、安全に実現できます。

計測スタンドには、スイッチ操作の電動タイプとハンドルやレバー操作の手動タイプがあり、用途が多岐にわたる荷重測定において、ニーズに合った測定を可能にします。

●計測スタンドの全ラインアップはこちら:全計測スタンド一覧>

トルクゲージとは?

トルクゲージとは?

トルクとは、物体の回転時に働くねじりモーメント(回す力、捻る力)のことで、トルクを測定する機器をトルクゲージと言います。トルクゲージ(トルク測定器)を使用することで、開栓・閉栓力、回転力、摺動抵抗などが測定できます。

例えば基板のねじれ強度やねじの締め付け力、ペットボトルや瓶の開栓力、ロータリースイッチや鍵の操作力まで、トルク測定の活用は多岐にわたります。トルクゲージの使用例を見る>

トルク測定器は、このような部品・製品の安全性や操作性の評価、業界規格への適合など、品質管理や研究開発を支える重要な測定器の一つとして広く活躍しています。

●トルク測定器の全ラインアップはこちら:全トルクゲージ(トルク測定器)一覧>

トルク測定スタンドとは?

トルク測定スタンドとは?

トルク測定スタンドとは、トルクゲージ用回転測定補助製品です。トルクゲージやアタッチメントと組み合わせることで、簡易トルク試験機として、より精密な測定を実現します。

トルクゲージやサンプルを手で持って測定する場合と異なり、トルク測定スタンドが回転の動作を行ったり、サンプルを固定したりすることができます。そのため、手動操作のブレ軽減や試験速度の均一化が可能となり、再現性の高い測定が実現できます。また、測定物を360度以上回転させる、回転させ続けるといった、手では難しい測定も簡単に行えます。

トルク測定スタンドには、スイッチ操作の電動タイプ、つまみを回す手動タイプとセンサーを固定するホルダーなどがあり、用途が多岐にわたるトルク測定において、ニーズに合った測定を可能にします。

●トルク測定スタンドの全ラインアップはこちら:全トルク測定スタンド一覧>

アタッチメントとは?

アタッチメントとは?

アタッチメントとは、フォースゲージの計測軸や計測スタンドに取り付けて使用する治具の事を指します。測定サンプルに実際に接触するのはアタッチメントの部分ですので、アタッチメントは荷重測定において非常に重要な要素となります。

フォースゲージで測定できる荷重の種類は多岐に渡り、大きく圧縮・引張・剥離・摩擦などがありますが、フォースゲージは、圧縮試験用アタッチメントを取り付ることで圧縮力を測定できるようになり、引張試験用アタッチメントに取り換えれば引張力を測定できるようになっています。つまり、フォースゲージは荷重値を読み取ることができますが、そもそもどのような種類の荷重を測定するかというのは、フォースゲージではなくアタッチメントによって決まるという事です。

圧縮試験一つ取っても、測定サンプル全体に荷重をかけるような耐圧試験から局所的に荷重をかける突刺し試験など多様な種類の圧縮試験があります。

お客様の測定したい力をフォースゲージに適切に測定させるためには、その目的に合ったアタッチメントが必要です。言い換えれば、「アタッチメントの適切さ」というのは荷重測定において最も重要だと言っても過言ではありません。ですからイマダでは、お客様の測定ニーズに応えられるよう開発を続けてきたところ、アタッチメントの種類は増え続け、計測スタンドやトルクゲージに取り付けるものも含めて現在では常時230種類以上を標準品として用意し、特注も含めると年間で約300種類ほどのアタッチメントを製造・販売するまでに至りました。

現在でも毎年アタッチメントの新作が出続けています。このように荷重測定の可能性は無限であり、小さくてわき役に見えるアタッチメントの世界は実は広くて深いのです。

●アタッチメントの全ラインアップはこちら:全アタッチメント一覧>

テンションメーターとは?

テンションメーターとは?

テンションメーターは、繊維またはワイヤー、ケーブルなど、糸やフィルム状のサンプルがピンと張られている状態の張力(テンション)を測定します。加工過程途中のの繊維やワイヤーなどの素材にテンションメーターのローラー部分を挟み込み接触させることでテンション値が測定できます。

テンション値の管理は、製造ライン上での断線や設備の劣化による製品不良の防止など、品質の管理・改善に役立ちます。

イマダは、ドイツのシュミット(SCHMIDT)社とホニマン(Honingman)社の日本代理店として、手で持って簡易的に測定するハンディタイプをはじめ、設備に組み込んで常時テンション値を管理できるオンラインタイプに至るまで豊富なテンションメーターをご用意しております。

●テンションメーターの全ラインアップはこちら:全テンションメーター一覧>

単位変換器
単位変換器

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